Watts & Strogatz のスモールワールドシミュレータ
日曜日の暇つぶしに作ってみました。所要4時間。開発系の日記の方に置いておきます。Watts Storogatz Simulator
今回はノード間距離の平均しか計算していないが、もっといろいろなものを計算しないとよくわからないなあ。単純に乱数でリンクを付け替えているだけでは、ノードごとの性質を反映したものにならないから工夫しないといけないな。応えられるかわかりませんが、他にも要望あればよろしくお願いします。
見つけたいのはネットワーク構造における相転移現象。それで社会現象を説明できるとうれしい。さすがに予測できる、なんて大風呂敷を広げるつもりはないけれど。たとえば株式所有のネットワークなら、敵対的買収が起こっている場合や、一部の持ち株会社による独占所有などが起こっている場合に、ネットワーク構造の相の違いによって説明できればうれしい。知人ネットワークについても、自然発生的なコミュニティと、恣意的に作られたコミュニティでの知人関係の構造が違うということを説明できるとうれしい。さらに、相転移が発生する時にどれくらいの「エネルギー」が必要か(水が液体から気体に相転移する、つまり沸騰する時に熱エネルギーが必要なように)というのが見えたらとってもうれしい。
後半はほとんど妄想。
追加
検索でたどり着いた人のために。シミュレータはスケールフリーシミュレータと統合してアドレスが変わりました。
スケールフリーネットワークシミュレータ