5点から作る3角形の面積に関する公式
久しぶりなのですが、ちょっと趣向を変えてみます。何回か関連する話題を続けて、最後にはオチをつける予定です。
平面上の3点 a,b,c からなる3角形の向きつきの面積(反時計回りに回っているときに正とする)を Area(a,b,c) と書くことにします。平面上の点を2次元ベクトルだと思うと、行列式を使って
とあらわせます。
さて、平面上の5点 を考えます。このとき、次の公式が成り立ちます。
左辺は面積の掛け算の和です。
- この式を証明してみてください。
- この式を幾何学的に解釈すると?
- この公式って何か名前がついていますか?
証明は次回します。力技でやってしまうので、エレガントな方法をご存知でしたら教えてください。